http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070806i303.htm
オタクだけどものも考えます(挨拶)
暑くてともすれば外に出るのが嫌になってしまいそうな日々が続いておりますが、なんというか、自分はもう年なのかw外に出るのが億劫に感じられて家でDVDなぞ観てたりしている日々です。
えー。あらかじめ断っておきますが、ちょっと不愉快な表現がこれから出てくると思うのでご了承ください(ぺこり)
それでもいいぜという方はどうぞ↓
さて。上は読売のニュースを引用させてもらったんですが ニュースは要は「少年の残酷犯罪」がまた起こったということについてです。
それでこういう事件全般についてちょっと気になる箇所があってニュースの感想記事にすることを決めたんですが、
その気になったというのは「ホームレスはゴミだから殺しても関係ない」というものの考え方です。 …少年によるホームレス殺しって、大概この類のエクスキューズに基づいて行われているようです。
自分ももう23で、子供相手にいろいろ教えるべき(社会的)立場の人間になってしまっているんで、どうしても考えてしまうことがあるんですが、それはどうやってこのような考えの人に対して一般的な社会規範であるところの「人間は誰もゴミ扱いしていいものではない」ということを納得させられるのか、ということなんです。
…結論から言えば上のようなことを納得させるのは無理なんじゃないかって、おもうんです。 大事なのはゴミをゴミじゃないと誤魔化したり、従わなかったら罰を与えたりすることではなく、ゴミをゴミでなくすことではないでしょうか。
というのも 上記の社会規範。「ゴミは殺しても関係ない」に対して取りあえずは「その人」が実はごみでないとか、「人間は誰一人としてゴミではない」ということを教えると思うのですが
うーん。正直ですね。それは社会のうちに価値あるものとしてその人間がある限り通じるルール、決まりではないかと思うんです。
つまり逆に言うと、人間社会、これは厳密に言い直しますが、つまるところそれは我々一人びとりにとっての「社会」ということですが、それにとっての「絶対悪」とされている存在は、死んでも、殺しても問題ないものとして扱われているという現実がある。
具体的には蚊が有用でない価値観で生きる人間にとっての蚊とか、ゴキブリ、とか。 んー。あと違うと思うけどアメリカ人にとってのテロリスト、とか。ネット右翼にとってのイメージとしての中国人、とか。
違っていたら心よりお詫び申し上げます
・・・つまり、件の少年達にとっては、ホームレスが我々の文脈で言う害虫のごとく扱っても差し支えないという、そんなエクスキューズを与えてよい存在だったのだと思うのです。
まぁ、これは不愉快な考え方ですが あの、これはもう、一面的にどうしようもない事実、現実だと思うんですよ。 現状ホームレスは、やっぱり迷惑な存在ではあります。そしてそのような人は殺してもよいと考える人間とって、ホームレスは相変わらず攻撃の対象となり続けるのでしょう。
ではどうしたらいいのかと、繰り返しになりますが、
今回の少年達にとっての厳然たる事実、即ち「害虫」を前に「害虫の人権」だかなんだか唱えてもどうしようもありません。
先に手を打つべきなのはホームレスの現状です。 少年達や社会に人権だ何だとアピールするのは、ホームレスもまた我々の側にあるという明らかな、説得力ある状況を作り出してから出ないと効果が出ない。
厳罰化への反論ですが、厳罰というのは、説得にはならないんですよ。罰を与えるというのはその人へ、その人の行為の責任を負わせるという意味ですが、この事件の少年達は、ゴキブリを殺す社会のうちに生きて、ルールにしたがって自らも行動してみたら、大人がゴキブリを殺しているのに、子供が殺したら怒られた、ようなものです。なんでも子供の所為にすればいいってわけじゃあ、ないでしょう。
必要なのは被害者を社会のうちにつなぎとめることだと思います。それはつまりホームレスという人間を表面上だけにせよ、なくすことです。具体的には生活空間の建物を確保させることが先決すべきことではないでしょうか。 人間としての尊厳みたいなものは間違いなく人間社会のうちだけで有効なものですから、少年を矯正させる前にこのようなことをするべきでしょう。
あとはホームレスはみんなディオゲネスに見える社会を作ってみるとかwww
最後ですが 最も常識的な対応である、事件を起こす十分に社会化していない少年達達の社会化については
私は正直疑問があります。
それは率直なところ、ホームレスの人権とか、そういうものなんて、それ自体誰も信じていないんじゃないかという不信があるからです。現実問題、それ自体価値のある「もの」や「価値」や「人」なんてなくて、「誰か」や「何か」とのつながりで相対的にみんな価値を与えられています、が。 率直なところホームレスには、そういったつながりがありません
ですから、ホームレスを殺してもいいとみなす(一個人からの)社会が存在したとき、彼らが攻撃されるというのは、我々が害虫を害虫とみなして殺すことくらい、自然に起こりうることだと考えています。
テーマ:青少年の事件・ニュース - ジャンル:ニュース
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